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水の都ならではの楽しみと言えば「ゴンドラクルーズ」。街全体が世界遺産のヴェネツィアを、ゴンドラに乗って下から眺めると、また違う姿が見えてきます。

観光客の人々で賑わう雰囲気から一転、細い運河を進むゴンドラは、静かで優雅な時間が流れいてとってもロマンチックです。

観光客向けの乗り物なので、お値段は少々高めですが、ヴェネツィアに行くなら一度は乗ってみたいですね!

乗るために交渉しなければならない……と思うとちょっとハードルが高いかもしれませんが、以下のポイントを押さえれば気軽に乗れますよ!

ゴンドラ乗り場

緑の看板が目印

ゴンドラの乗り方

乗り場を探そう!

サン・マルコ広場近くのサン・マルコ運河沿いやリアルト橋周辺など、たくさんの乗り場があります。

「GONDORE」と書かれた緑の看板が、正規乗り場の目印です。

料金とルートを確認しよう!

ゴンドラ・ため息の橋

有名ポイントのため息の橋

乗り場の近くに行くと、ボーダーのシャツを着たゴンドリエーレが話しかけてきます。乗船は待機順なので、「好みのイケメンがいい!」と思っても選ぶことはできません。

乗り場ごとに縄張りが決まっているので、あらかじめ通りたい場所を決めておき、地図を見せながら希望の場所を通るかどうか確認しましょう。

リアルト橋やため息の橋など、有名ポイントはほぼ共通で通ります。乗り場から出発して、元の乗り場に戻ってきます。
ルートを確認したら、時間と料金を確認しましょう。

料金はあくまで交渉ですが、相場は一隻40分80ユーロ、19時以降は割り増しで100ユーロ程度。6人まで乗船可能です。

無理な値切りはせず、高いと思ったら断りましょう

高いからといって値切ると、ルートや時間を短縮され、さっさと降ろされることもあります。相場以上に安く値切ることはやめましょう。
また、相場以上に高すぎると思った場合は、遠慮なく断り、他の乗り場でも交渉してみましょう。乗り場はたくさんあります。

ポイント

・ゴンドラで通りたい場所は、あらかじめ確認して地図で示せるように用意しておきましょう。
・無理に値切るより、乗り場を変えましょう。

音楽もたのしめるゴンドラ

音楽もたのしめるゴンドラ

交渉が苦手な方は、ツアーに参加しよう!

乗り合いでゴンドラに乗る「ゴンドラセレナーデ」というツアーがあります。料金は1人当たりの値段で決まっているので、交渉が苦手な方にはおすすめです。

夕暮れの空がきれいな時間帯に設定されているものや、夕食付き、生演奏付きなど、いろいろなツアーがありますので、「ゴンドラセレナーデ」と検索してみましょう。
インターネットで日本から申し込めるものや、現地のホテルで予約できるものもあります。
注意点としては、雨で中止になっても料金が戻ってこないこともありますので、申し込む前にしっかりと確認してください。

その他

ゴンドラを見ていると、装飾が豪華なものや伝統的な黒いゴンドラなど、いろいろなゴンドラがあります。時間がある方は、好みのゴンドラが集まっている乗り場を探すのもいいですね。

余談ですが、潮が低いと建物の苔や汚れが目立って、少し見栄えが悪くなることもあります……。

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