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グローバル・リファンド

Global Refund(グローバル・リファンド)のマーク

■VAT(付加価値税)の払い戻し
EU圏外の人が154.94ユーロ以上の買い物した際には、その物品を未使用のまま国外に持ち出す場合、免税となります。日本で言うなら、消費税が免税になるようなものです。靴、衣料品、生地製品が20%、食料品が10%、その他の商品に19%課税されています。

条件
・「Global Refund」の加盟店で買い物したもの
・同日、同じ店舗で買ったものが合計154.94ユーロ以上
・未使用であること。イタリア国内で、他の人に贈ったり使用した場合は適応されません
・免税率は14.5%

■VAT(付加価値税)の返金手続き
1. 「Global Refund」の加盟店では店頭に「Tax free」の表示がされているので、免税されるかどうかを確認しましょう。
2. 会計時にパスポートを見せ「Tax free check,please(タックスフリーチェック、プリーズ)と言いましょう。英語の苦手な方は「タックスフリー、オーケー?」でも十分わかってもらえます。
3. 免税の申請に必要な書類を作ってもらえます。領収書といっしょに、出国時まで大切に保管しておきましょう。

■税関でスタンプをもらう
最終的にEU圏外に出る空港で出国検査の後、「Tax free Cach Refund」または「VAT Refund」と書かれたカウンターに行き、パスポートと未開封の商品、領収書、お店でもらった書類一式を提示し、税関印を押してもらいましょう。ここで、搭乗券の提示を求められることもあります。

なお、空港内の買い物でも搭乗券の提示を求められることがありますので、いつでも出せるようにしておきましょう。ここで税関印をもらい忘れると、免税を受けることができなくなります。

EUからEU圏外へ列車で出る場合は、車掌さんに用件を伝えると税関係員の方を呼んでもらえるので、その場で税関印をもらってください。

■税関印を取得したら、次は払い戻しの手続きを
空港のグローバルリファンドカウンターに、税関印のある申請書を提出します。現金かクレジットカードでの返金が受けられます。その後、申請書類を専用封筒に入れて、リファンドカウンターにあるポストに投函します。

時間がなくてイタリア国内で返金できない場合は、帰国後に成田空港や関西空港で、返金が受けられます。また、日本の空港の税関窓口近くにあるポストから、書類を専用封筒に入れて投函し、国際郵便で返送することもできます。

なお、3カ月以内に手続きをしないと返金を受け付けてもらえなくなりますので、手続きは早めにしましょうね。

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