持っていくのは現金？クレジットカード？
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旅の準備で悩むのが、現地でのお金のこと。現金をいくら持って行けばいいのか、レートはどこがいいのか、など疑問はつきません。
- 日本国内の銀行や外貨ショップで両替
- 日本国内の空港で両替
- イタリアの銀行や両替所で両替
- 海外の銀行対応キャッシュカードを作っておく
- トラベラーズチェックを換金
- クレジットカードで引き出す
- 銀行に併設されているATMを使う。・・・メンテナンスが行き届いているという安心感。できれば施設内のものがよい
- 銀行が開いている時間帯に行く。・・・何かトラブルがあっても対処してもらえる
- 先に使っている人がいるのを確かめてから使う。・・・先に使っている人がいれば、故障している可能性は低いですね。
ここでは、お金について触れたいと思います。
現金
盗難の心配はつきまといますが、他の決済方法に比べれば、お手軽で簡単なのはいうまでもありません。
両替の手段としては、
などの方法があります。
空港やイタリアの観光地で両替すると、手数料が高いことが多いため、あまりおすすめできません。また、日本円をたくさん持っていくのも心配です。
日本の銀行や外貨ショップで2～3日分を過ごすのに必要なお金を両替し、現地ではクレジットカードと併用することです。足りなくなったら現地の銀行で、キャッシュカードで現金を引き出すのがいいですね。
国際キャッシュカードについて詳しくは国際キャッシュカード・VISAデビット比較をご覧ください。
なお、トラベラーズチェックは安全ですが、両替に手数料がかかります。また、クレジットカードで現金を引き出す（キャッシング）する場合は、利用日から引き落とし日までの利息がかかりますので、カード会社に確認してあまり損のないように気をつけてください。
■両替は小額紙幣を多く準備しましょう
イタリアでは100ユーロや200ユーロなど、高額紙幣での支払いが意外と嫌がられます。日本で例えば200円のものを買うのに千円札を出すのは普通ですが、イタリアでは2ユーロのものを買う際に10ユーロ札を出すと「コインはないの？」なんて言われることも。またお釣りが多いと誤魔化されることもあります。
また、イタリアのATMでの引き出しや両替所では細かい紙幣をもらえないこともあるので、5・10・20ユーロ札は、できれば日本から多めに持って行きましょう。
クレジットカード
イタリアの観光地では、駅、美術館、レストラン、ショップなどクレジットカードが使える場所が多く、とても便利です（タクシーや個人商店、Barなどでは使えない場合も）。
現金はたくさん持ち歩きたくないので、大きなモノはカードで支払うのがいいですね。種類の違うカードを2、3枚用意し、1枚はお財布に、もう1枚はパスポートケースにと、別々の場所に入れて携帯するのが安心です。万が一なくした場合に備えて、カード番号とカード会社の連絡先はメモしておきましょう。
クレジットカードが便利だと感じたのは、スーパーマーケットです。スーパーマーケットでは、高価な買い物はしないものの、セントの支払いあるので、例えば0.35ユーロのように小さな金額が発生します。現金で支払うと1セントや5セントのおつりが出ますが、これが観光中は意外に使いにくいものです。
大きい紙幣は嫌がられると書きましたが、細かいコインを集めて支払っても嫌がられ、めんどくさそうな態度をとられて不愉快な思いをすることもあります（気にせず使える方はいいですが……）。結局使いきれずに、日本に持って帰ることにもなりかねません。
硬貨は、両替所で円には換金できません。またスーパーでは細かいおつりを間違われてしまう危険性があります。その点、カードで支払うと間違いはありませんし、目の前でカードを通してくれるのでスキミングの心配もありません。
トラベラーズチェック
通称T/C。サインだけで使用できる「旅行用小切手」です。T/Cが使えるお店では、サインだけで支払いに使えるほか、銀行やホテルで現金に両替できます。盗難に遭ったとしても購入控えと番号がわかれば、再発行できるので安心です。
ただ、イタリアではT/Cをそのまま使えるお店は少ないため、手間を考えると、結局はクレジットカードや国際キャッシュカードのほうが便利、ということになります。
現金はいくら持っていく？
いったい現金をいくら持って行けばいいのか、悩みますね。
これは旅行のスタイルによってさまざまでしょう。ツアーより個人旅行のほうがお金を支払うシーンが多いので、その分多めに必要です。
観光地での金額は
500mlペットボトル 1.5ユーロ バールでコーヒー立ち飲み1.5～3ユーロ 座って呑む5～8ユーロ パニーニ食べ歩き2.5～5ユーロ コーラ缶3ユーロ 夕食（レストラン2人分）50～70ユーロ
為替レートにもよりますがイタリアの物価は日本と同じくらいの感覚でOKだと思います。
最低限にしたい方はこのページの現金の項目でも述べましたが、最初の2、3日分の現金を用意し、使ってみてから残り必要になりそうな分を計算して海外用クレジットカードで引き出すことをおすすめします。
レストランや美術館などクレジットカードが使えるところは、できるだけクレジットカードで払うことを想定して1日分1人5,000～10,000円分のユーロを用意すれば十分だと思います。
私は手持ちの現金が少ないと心配になるタイプなので、全日数分持って行きます！！
ATMは故障に注意！
イタリアのATMはよく壊れていて、入れたキャッシュカードが出てこない、などというトラブルもあるそうです。私は壊れているATMに遭遇したことはありませんが、下記のポイントをチェックするようにしています。
また、怪しい人が周りにいないかのチェックも忘れずに。常に見られているという意識を持ちましょう。
夜間に引き出しすることのないよう、お金の管理はしっかりと！
